~信じられないオリジナル盤~インクレディブル・ジャズギター
2008年 12月 03日
ジャズ・ギターの醍醐味をたっぷり味わえる、ウエス・モンゴメリー(G)の
「ジ・インクレディブル・ジャズ・ギター」
この演奏内容に惚れこんで、モノラル盤とステレオ盤の2枚をコレクトしました。
Riversideは音質がすばらしいのに・・・信じられない!!(インクレディブル!!)
残念ながらカッティング・レベルが低いのです・・・
これなら日本盤で充分だと思います。
しいて言えば、モノラル盤の音質が優れています、というか、モノラル盤の日本盤が
発売されていたのかが判然としません。なのでステレオ盤のみの比較論です。
でも、やっぱりジャケットはオリジナル盤がイイですね。
ウエスの写真の部分が、しっかり塗り分けられ、それ以外がコーティングされて
います。日本盤では、彼のアタマの部分の輪郭がつぶれています。
「THE INCREDIBLE JAZZ GUITAR OF WES MONTGOMERY」
(Riverside RLP 12-320 Mono )
「THE INCREDIBLE JAZZ GUITAR OF WES MONTGOMERY」
(Riverside RLP 1169 Stereo)
※2008年12月21日(日)追補
ボクの所有しているStereo盤はオリジナルに違いないのですが、セカンドプレス
であることが判明し、上記の記述を一部訂正します。
このファーストプレスはこのジャケットであり、音を確認したところ、とても素晴ら
しいものでした。やはりレアではありますが、この盤が現存することで、Riverside
のStereoは素晴らしい音質である、ということに確信が持てました。それにしても
セカンド・プレスとこんなに音質に差が出るのは不思議、としかいえません。
でも、これは、すべてのファーストプレスとセカンドプレスに言えることではないと
思います。
「THE INCREDIBLE JAZZ GUITAR OF WES MONTGOMERY」
(Riverside RLP 1169 Stereo)
それと、もうひとつ気付いたことですが、1960年前後のRiversideのレコード・
ジャケットは、上記のStereo盤のものをベースに作られていて、Mono盤の場合
は、Stereo盤ジャケットの上部「Stereo」の部分を裏面に繰り上げて貼ってあり
ます。ゆえにMono盤の裏面の上部には青い線が見えます。また、そのために
Stereo盤に比べ、写真を上に引っ張り上げられ、Mono盤のほうが、ウエスの写真
の手の下の部分まで表示されています。なるほど、アメリカらしく合理的です。