~足首捻挫・楽器破損・リハ・セッション参加・大津ジャズフェスティバルに初参加
2013年 10月 20日
これまでもこういったことはありました。今回もまた、そんなふうでした。
この18日の金曜日は会社の飲み会。少なからず疲れていたものの、下期を迎えての「決起大会♪」と銘打たれれば参加しない訳にはいかない。あー、悲しい昭和生まれ・・・そういう教育、受けてきたものナァ・・・などと後ろ向きな気持ちで参加。
案の定、悪酔い。そして、お決まりの電車乗り過ごし。
高槻行きなら、乗り過ごしても知れている・・・安易に選んだ普通電車。
「お客さん、もう終点ですよ、この列車は車庫入りですよ!」車掌さんの声。「えっ」慌てて周りを見渡すと、既に誰も乗っていなくて(当然か)
「あ、はい。すみません」
急いで電車から飛び出した途端、「グラッ」ホームの上で倒れ込む。右足の上に載せていた左足が完全に痺れていてコントロール不能だったのに飛び出したせいで、横を向いた左足首に全体重が乗ったのだ。
「お客さん!大丈夫ですか?」車掌さんと駅員さんが慌てて飛んできた。左足首を押さえて「イッテー」座り込んだまま。「今、車椅子もってきますから、そのままでいてください」
両腕を二人に抱えられ、車椅子の人となる。ひどい捻挫。でも、「何とか歩けます」と言ったばかりに反対側のホームに停車している梅田行き普通電車に乗せてくださって、車椅子とはオサラバ。
茨木駅からタクシーで帰宅後、シャワーを浴びて足首に湿布を貼って休んだ。
もう、ボクの頭のなかは、あくる19日に予定しているY君宅でのYa-Ya Quintetライブの打ち合わせ兼リハと夜の伊賀のPRSADセッション、そして20日に予定している大津ジャズフェス出場のことでいっぱい。
ズキズキ痛む足首に耐えながら、とにかく休まないと・・・
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19日の朝、リハ前に少し音だしをしないと・・・と楽器を組み立て吹いてみたら、「アレッ。おかしい??・・・オクターブキーは動くのに音が翻らない。」でも見た感じ、楽器に異常はなさそうなのに。医者に行って足を診てもらおうと思っていたのに、尼崎の福永管楽器に修理に行くはめに。
修理ご担当のかたは、ボクの楽器をしばらく診ていたが、「オクターブキーの支柱が曲がってます。これが原因です。」と言って、支柱の中に通るスチール芯のゆがみを示したあと、「芯を矯正しますので待っていてくださいね」と言って、しっかり修理・調整をしてくださった。
そういえば・・・大国町のtake5のセッションの帰り、楽器を仕舞ったフライトケースごと、ついうっかり手を滑らして30cmほどの高さからアスファルトに落としたんだっけ。しかし、あれしきで、ここまで悪くなるとは。
修理担当のかたはばっちり、見事に修理してくださいました。彼には、ホントにもう感謝、感謝。
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ものは考えようで、朝に楽器に息を吹き込まなければこんなことになっているのを知らず、リハの段になって慌てていたはず。しかし、おかげで医者に診てもらうことなく、痛む左足を引きずりながら、奈良のY君宅で4時間ほど打ち合わせ兼ねてリハを行い、その後、Y君と共に伊賀のPRSADセッションへ。
しかし、こういった後のセッションである。早めに帰宅して翌日の大津ジャズフェスに備えようと思っていたところ、これが始まってみると、楽しくてしょうがない。また、このBlogでもご紹介しているnteraさんがなんと東京から伊賀にご転勤(単身赴任とのこと)ということで話もはずみ、そんなこんなで結局、12時半ごろまで店内にいて、帰宅。
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そして、今日は大津ジャズフェスティバルに参加。老舗のマイルストーンに午前11時には入店。
くまちゃんやおくくん、若松さんとも再会。
12時からくまちゃん、おくくんと演奏。「山の中のくまちゃんトリオ」。
その後、午後2時からの、ボーカルの若松美恵子さんのセットにも参加。もちろん、くまちゃん、おくくんも一緒である。
嬉しかったのは、マイルストーンのマスターに足がこんな状態なので・・・とご相談したら、駐車用スペースを確保してくださったり、本当に暖かく迎えてくださって、いろいろお気遣いをいただいたこと。それから、特にくまちゃん、今回もお声をかけてくださってありがとう。
みんな、ありがとう。心がじんわり温かくなる。
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こういうときは、もちろん出来る限りのプレイでもってお応えするのが礼儀でしょう。
午後4時からの西村有香里(ts)さんのセットにSit-inさせていただいて、2管のみのデュオをやったり、3曲ほどご一緒に演奏することができた。
いつも感じるけれど、お客さんたちがお帰りの際にいろいろお声をかけてくださるのは嬉しいですね。
恥ずかしくてとても紹介できないですが、嬉しくてしようがない。音楽っていいね。
何も語らなくてもいいんですよね。
いやはや、とにかく悲喜交々の金・土・日でした\(◎o◎)/!